「妊婦さんが安全で便利に移動できる交通手段があれば、妊娠して移動手段に困っている人にとって新しい価値が生まれるかもしれない。」

妊婦さんはバイクや自転車に乗らない方がいい。
と言われている。危ないから。
出産間近であればいつ生まれそうになるか分からないし、妊娠初期からでも急なめまいや眠気に襲われることがある。
でも日常生活で車や自転車を多用している人にとって、全く乗らないようにするのは難しい。
高齢で自動車免許返納の話があるが車がないと生活できない、というやつにも似ている。

自分の場合、
自転車を使ってスーパーや薬局、100均に買い物に行くことが多い。自転車を使う理由は「早いから」と「(歩くより)疲れないから」だと思っている。
乗らない方がいいと分かっていても、早く楽に行けて便利だから乗ってしまう。(自分の罪悪感への対策として妊娠前よりゆっくり走っている。)
自転車以外の交通手段は徒歩か電車をよく利用する。

では妊婦さんが乗れるものは?
妊婦さんは自治体などからいろいろな補助を受けられる場合がある。
妊婦さんが利用するタクシー代を補助してくれたり、バスの運賃が割引になったりする。
行きたい時間に行きたい場所に割引のあるバスやタクシーが走っていればいいが、そうではない。
さらに妊娠すると車酔いがひどくなるパターンもあるのでバスやタクシーはキツかったりする。(もはや電車もキツい。)

というか、移動しなくても事足りるようにすればよいのでは?
移動自体が目的でなければ、移動してやることが代替できればよい。
移動の目的ごとに、今ある代替方法を考えてみる。

◆買い物
→ネットスーパー・オンラインショッピングを利用する。
(ネットスーパーにも妊婦割引があるものがある)
不満:
実店舗で買ってくるのと同じ品揃え、同じ感覚、同じ速度で買えたら嬉しいがそうではない。(値段については配送の手間があるんだから多少高くてもいいと思っている。)
品揃えについてはネットで扱っていない商品がある。感覚については、食品であれば成分表を見たり、服であれば試着したり、雑貨であれば素材の質感を確認したりしたいがネットだと分からないことがあるので、成分表は別に検索したり、服や雑貨は写真や記載サイズから想像力を働かせている。速度については、なるはやで欲しくて自分で行って買ってくるのが一番早ければそうする。

◆家族の送り迎え
→送迎サービスを利用する。
子供の学校・保育園・習い事などの送迎もやっているシッターサービスなどがある。大人向けの日常生活送迎サービスもある。
不満:
毎日、毎週のことであれば料金が気になる。あるシッター会社の送迎サービスは、30分2,200円+交通費。
田舎だとサービスがない。(あっても日時の融通が利かない)

◆自分の職場への移動
→リモートワークにしてもらう。
(できない場合もあるよな。。)


さてどうしよ〜