「離乳食の終わった1〜5歳くらい向けの健康的な外食メニューが簡単に提供できれば、飲食店・保護者双方に新しい価値が生まれるかもしれない。」

子供の外食メニューに困る。

子供は生まれたて〜1歳くらいまでは母乳やミルクを飲み、5ヶ月〜1歳半あたりでは離乳食を食べ、その後幼児食へとステップアップしていく。

離乳食を食べる場合は飲食店への持ち込み可能な場合が多く、テクスチャーがおかゆのようなもので、1食分になっていてそのまま食べられるよ!という製品もいろいろある。離乳食はメーカーこだわりの「素材・栄養にこだわってますよ〜」という安心感のある製品がたくさん出ている。

問題は離乳食の時期が終わるあたりからである。この頃から大人と同じ素材や固さのものをだんだん食べるようになるが、大きすぎる肉や野菜などは臼歯が生えそろっていなかったりして食べるのが難しいので細かく切る必要があったり、健康のために塩分・糖分は少なめにする必要がある。

いわゆる「お子様ランチ」は可愛いが、親としては変えてほしいところがいろいろある。
・塩分が多すぎる。(大人の外食メニューでもそうだが‥)
・野菜が少ない。皆無のときもある。
・ゼリー、ジュース、プリンなど甘いものがついている。
・ハンバーグやからあげなど、離乳食終わりたての子がそのまま食べられない形状のものがある。

でも外食はしたい。
なぜなら、家で子供とごはんを食べるときは、調理の過程で大人のごはんから取り分けるなりして、形状・味付け・やわらかさを調整したもう一品を生み出さなくてはいけないので手間がかかる。調理の手間がかかるということは洗い物も増える。食事のフィールドは子供の食べこぼしによって入念な掃除が必要になる。。など、とにかく面倒だから。

飲食店側も、塩分糖分多くして野菜は少ない方が子供が喜んで食べるし、大人と調理の内容を変えない方がコストがかからないのでそういうメニューになっているのだと思う。

でも子供に健康的なものを食べさせたいので、外食は控えるという保護者も多いのでは‥?
子供用の健康的な食事が、飲食店の負担が増えすぎない形で提供できたら、外食の楽さにメリットを感じている保護者もお店に来て店側もハッピーなのでは‥?

例えば、今流行りの冷凍弁当はどうだろう。
健康に配慮した冷凍弁当を作っているところはいろいろある。
健康的なお子様ランチを、「2-3歳向け」「4-5歳向け」くらいの区切りで作ってくれないかな。
それを飲食店はストックしておいて、注文があったら温めてお子様ランチとして提供する。そうすれば、お子様ランチ用に食材の種類や調理の手間を増やす必要もないし、冷凍なので賞味期限も長い。
親としては、まじでそういうのあってほしい・・・・

余談だが、今のところ外食の最適解はサイゼリヤである。
サイゼリヤのサラダは葉っぱ系もほどよい大きさにカットされていて、ドレッシングは別添え可能。目玉焼き(トッピング用)も注文可能。プチフォッカの塩分糖分には少し目をつぶって、シンプルな炭水化物として摂取できる。
許容できる子供用外食メニューがカスタムできるので、よく利用してます。。