p39
『極めて私的、あるいは芸術的な場面など自分と同じ感性やセンスを持った人だけがわかってくれればよい、わからない人はわからなくてもいい、もしくは真情の吐露や独白といった、伝えること自体が目的のコミュニケーションは、本書では対象としていない。』
ok
p65
『ユニークなMECEの切り口は、伝え手自身に新鮮なものの見方をもたらし、クリエイティビティを刺激してくれるものなのだ。』
いいね
p71まで読んで
やっぱいろんな切り口があることを知っておいて、適切に使えるようになりたいな〜
so what? why so?に「観察の」と「洞察の」があるように、「ロジカルに」考えるというのは前提条件とか知識、常識とするものの定義によるんだな〜
「ロジカルシンキング」のフレームワークだけを学んでも、中身がないとだよな・・・
p73
『ビジネスの場面では、』
『多くの場合、厳密に情報を仕分けすることに意味はなく、まずは大きく括ってみて、そこにタイトルをつけて全体を見やすくすることに意味がある。』
そうだよね。
p77
『厳密にMECEであることに価値があるのではなく、相手にとって価値のあるMECEであることが大事なのだ。』
p128
課題(テーマ)と答えは合っていなくてはならない。これめっちゃわかる。国語でずっとそう習ってきたよね。
「〜なのはなぜですか?」→「〜だから。」とか、
「どんなことですか?」→「〜こと。」とか。
テーマ設定自体が正しいのかは常に考える必要があるということか。あるテーマがあって、それに対する答えはこうなんだけど、そうなるとこういうことが必要だと思ってるし、そっちの方が大事だと思ってる。って場合はテーマ設定自体を変えることを検討しないといけないんだよね。
p17に、『「課題(テーマ)」がずれていては、相手の検討の俎上にのることすらできない。』ってあるのはそういうのも含む?
なんでこうだからこう、って言えるの?って漠然としたイメージを持ってたロジカルシンキングだけど、もちろん常識や前提条件とするものがあって人によって違うという側面は認めた上で、論理を見た人が納得する形であればよい、というイメージなのね〜
この本では論理はp122のように定義した上で、より納得しやすいカタチ、を示してくれているということ。
中身や細かさ、全体の量とかは、目的を達成するのに必要な分に調整すべきで、こうであればよい、というラインはない。
p146
やっぱり、コミュニケーションの相手が『結論に対して納得感を得られ』るかどうかが、論理的かどうかのカギなのかな。
そうすると、なにが論理的かは、コミュニケーションの受け手によるということかね。。
p200
『相手を説得するための論理と、思考や検討のプロセスとは異なるものだ。』
そうそう!めっちゃわかる〜w
p201
『相手を説得する上で本当に必要なデータや情報に絞り込むことが必要だ。』
そうだよね〜
ロジカル・シンキング(照屋花子 岡田恵子) 感想メモ
